爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳・五竜岳


 平成16年8月21日夕方、浜松を出発し、扇沢で睡眠をとって22日から3日間をかけ、爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳を縦走しました。
 扇沢から種池山荘近くまで長い登りで暑いのですが、爺ヶ岳まで登れば涼しくなり、けっして楽ではないけれど、後は小さなアップダウンの繰り返しでした。
 種池山荘で十分休憩し、今回も天候に恵まれない中、爺ヶ岳をめざします。種まき爺さんの爺ヶ岳は、南峰、中峰、北峰とあり、中峰が2669.8mで一番高くなってなっています。南峰まで登ると今までの長い道のりから、やれやれと思って爺ヶ岳を制覇した気になります。ほとんどの人がここでUターンしているようにみえました。
 爺ヶ岳を下って、22日は冷池山荘に宿泊です。昨日は満員で玄関で寝た人もあったようですが、私たちは余裕で泊れたのでラッキーでした。
 冷池山荘は新築したばかりで、記念の手ぬぐいをいただきました。

 翌日23日は4時半出発にし、五竜山荘を目指します。昨日夕方から降りだした雨は今朝になっても止まないためカッパを着、ヘッドライトを点け、計画より10分遅れの4時40分に出発しました。
 布引山を過ぎるとじきに鹿島槍ヶ岳南峰に到着です。鹿島槍ヶ岳も南峰と北峰の2つがあり、南峰の方が2889.1mで高くなっています。
 鹿島槍ヶ岳から五竜岳にかけて、尾根は大きな岩場が多く、急激に危険な道になり、注意が必要です。実のところ私は、下りの岩場で足を滑らし尻餅をついてしまいました。ドキドキです。一瞬バランスを崩してころがり落ちるかと思ったのですが、尻餅だけで助かりました。それでもかなり力が入って、股関節がしばらく痛かったくらいです。
 キレット小屋は凄いところに建てたものです。カップラーメンは少し値段が高いと思いましたが、休憩料込みと思えば安いです。
 五竜岳は頂上を挟んでG0からG7まであるようです。G3が頂上とするとG1とG6がわかりません。Gは五竜のGなのかな?
 険しい五竜岳をしばらく下ると、23日宿泊予定の五竜山荘です。五竜山荘の特徴はお代わり自由のハンバーグ・カレーです。なかなか美味しく、みんな結構お代わりしていました。
 翌日24日は八方尾根をやめて、遠見尾根を下ることにしたため、6時とゆっくりめの出発です。ただし、のんびりしていたんじゃ家までたどり着かないので、せっせと歩かなければなりません。テレキャビンに乗り、大糸線の電車に乗り、バスに乗り換え、扇沢の駐車場と行く間に、温泉にも入る予定で大変忙しい。
 天気には恵まれませんでしたが、計画の大きな変更もなく山行ができたのは、リーダーの緻密な計算によるものです。

行程記録
22日  5:50   扇沢駐車場出発
 6:10 登山口
7:00 休憩
7:55 休憩
9:15 種池山荘
10:10 爺ヶ岳
11:30 休憩
11:55 冷池山荘
23日 4:40 冷池山荘出発
5:40 布引山
6:32 鹿島槍ヶ岳南峰
7:15 鹿島槍ヶ岳北峰
8:30 キレット小屋
9:59 休憩
10:16 口ノ沢のコル
11:37 G5
12:04 休憩
12:40 五竜岳
13:35 五竜山荘
24日 6:00 五竜山荘山発
7:19 大遠見
7:53 中遠見
8:15 小遠見
9:25 テレキャビン
12:37 神城駅出発
13:15 バス出発
15:36 薬師の湯出発


爺ヶ岳登山口
登山者カードに記入後
登山情報を調査
柏原新道
見えるのは
新越山荘か
ガラ場
種池山荘まで
あと少しのところ
ミヤマシシウド
←種池山荘と
種池→
爺ヶ岳へ ←南峰と
中央峰→
←冷池山荘と
冷池→
到着が早ければ、
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